自分が大切なものは相手も同じとは限らない

自分が大切にしてるものを、相手もそう感じるとは限らない。

・・・ということを、先日ふと思った話です^^

先日、娘が急に私の指先を見て、「ねぇ、ママはネイルをしないの?(塗らないの)どうして伸ばさないの?」と聞かれたので、

「ママはね、お客さまのお肌に触れる仕事をしてるから、自分の爪が相手の皮膚を傷つけてしまったりしないように、爪は短く切ってるんだよ~^^

もし施術中に、ネイルが剥がれてしまったら衛生的にも良くないし、もしママが爪の長ーいギラギラのネイルをしてたら、お客さまはそれ見てどう思うかな?

ママだったら、、、そんな爪で自分の大切なお肌を触られるの!?って、ちょっと嫌な気持ちになるな。だからやらないんだよ~^^」

と話しました。

娘になぜそんな質問をしたのか聞いたら

「女の人はみんなやってるから」

だそう・・(全員がそうではないんですけどね笑)

 

あら、そーなのね。お洒落なママでいてほしいのね^^

と、娘の想いにほっこりさせてもらいました^^

だ・け・ど。

娘の想いとはうらはらに、私はこの短くてネイルも何もつけていない爪が愛おしくて、むしろ誇りにさえ感じています^^

だって、自分のしている事、お客さまへの想い、仕事に誇りを持っているから。

だから、周りに何言われようがどう思われようが、何とも思わないんですよね~^^

↑見よ!このチョンチョン爪を!深爪なんて怖くない!

と、ここでふと思ったことが。

・・もしからしたら娘は
「ネイルした方が可愛いのに~、もっとお洒落したらいいのに~」と思ったかもしれない。

もっというと「女性として、もったいない!」と思ったのかも。

なぜそう感じるか、というと。

だってその質問する娘の姿は、昔の私だから。

 

プロフィールにもある通り、私は長年、美容業界でお仕事をしてきました。

もちろん私自身お洒落も好きだし、メイクも好きだしキレイになるお仕事が喜びで、美容業界にいたときは相手がキレイになっていく姿をみることが嬉しくって楽しくって。

 

だから当時、私も母に同じようなことを質問したんです。

「お母さんは、ネイルしないの?」

と。

 

私の母は、30代で保育園を開いてからずっと保育士として子ども達のお世話と成長を見守ってきた方でした。

現代の保育業はどうか分かりませんが、当時、母が代表を務める小規模の無認可保育園ではありましたが、やはり保護者からの信頼や、保育業務に支障をきたすため、母やスタッフは、ネイルを控えていたそうです。

母は、ネイルも一切せず、メイクと言えば、日焼け止めと口紅を塗るぐらい。

当時の私の質問に対して、母は、

「ん~、透明ならしてもいいかもしれないけどねぇ・・だけど、お母さんはネイルはしなくていいかな^^」

と言い切りました。

 

その時の私は、バリバリの美容人間だったので

「もったいないー。女性としてもっとお洒落とかメイクとか、キレイを楽しんだらいいのに―。」

と内心思っていました。もしかしたら、私の娘もそう思ってるかも(笑)

 

まぁ、子どもだからシンプルな質問でそれでOKなんですけどね。

けど今だから思いますけど、相手にそう思うって、よくよく考えてみたらそれってかなり自分目線だったなぁ。と感じるんです。

だって相手は、ネイルをするよりもお洒落するよりも、もっと大切なものがあって、その想いがあっての行動ってことでしょう?

その大切なものが、その人の喜びってことでしょう?

 

そもそも、「女性らしさ」とか「女性として」とか、一体なんなんだ!ほっといてくれよ!・・っていう話にもなってきますが、その話題については私の熱量沸騰するのと深い話になるので、今回は触れないでおきます^^;(笑)

 

今回のような会話のなかで、相手が

「ネイルしたいんだけど、どんなのが良いかな?」とか
「肌をキレイにしたいんだけど、どんなエステが良いかな?」など

質問されたときに応えることは親切だけど、相手が求めてないのに

「もったいないー、あぁしたらいいのにーこうしたらいいのにー」

って勝手にジャッジするのは余計なお世話&度が過ぎると上から目線なのでは?・・と感じてしまいました^^;

 

自分が好きなものだからこそ知らぬうちに相手にも強要してしまってたのかも。

それもまた相手への想いがあるゆえにやってしまうこと。私自身今まで思い当たる節がチラホラと・・(笑)でも、深く考えてみるとそのアドバイスの奥底には「もっとこうなってほしい!」という自分の理想論だったりする。

アドバイスや意見は、相手の目線に立つことを前提として、はたしてそれは本当に必要な声かけなのか、見極めを気をつけなくちゃですね^^

 

んで、話を戻して。

今思えば、子ども達のことを想って自らの選択と行動をしてきた母も、保育士として誇りをもってお仕事と向き合ってきたのかもしれません^^

当時の本心は今だに聞けてはいませんが、今の私がネイルもしていない短いチョンチョン爪を誇りに感じているからこそ余計に、同じ想いだったのかもなぁ、と母へのリスペクト心を感じてしまいます。

だって、母は32年間もの長い間、保育士としての信念を貫き通してきた人だから^^

自分が大切にしていることは、相手にとって大切ではないかもしれない。

だけど

相手の大切なものも、大切にできる自分になりたいなと感じた出来事でした^^

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