先日、友人からお誘いをいただいて【琉球マルシェ】という、アクセサリーや小物などを販売している手づくりメインのイベントに参加させていただきました。
このイベントへの来場者のほとんどがママやお子さまということで、Ponoは親子向けにクレイバスボム作りのワークショップを提供したのですが、ちょうどこの日は父の日ということもあって、
「お子さまからパパへのプレゼントとして作るって、もらったパパも嬉しいし、子ども達も楽しんで参加できるんじゃないかな」
そんな単純な発想で申し訳ないんですが、シンプルにそう思ってクレイバスボム作りを企画してみました。
自分好みにアレンジできる、肌にやさしいクレイバスボムとは?>
↑Canvaというアプリで作ったフライヤー。頑張ったかいあって、なかなかイイ感じに仕上がって満足です^^
これはわたし個人の意見ですが、自分のものを作るよりも誰かのために作る楽しさって、不思議と嬉しさの質が違うと思うんですよね。
ワクワクとかキラキラした感じというよりも、なんというか‥もっと落ち着いた「自分の胸の奥になにか温かいものがあるぞ」という感覚に触れることができると思うんです。
それって、言葉だったり知識だけで教えることができない感覚、本人から湧き上がってはじめて味わう喜びなんじゃないかな^^
って、そんな深くまで味わってほしいなんて押し付けるつもりはありませんが(笑)とにかく、単純に、「作る楽しさ」を感じてもらえたら嬉しいなあ、ってね^^
クレイバスボム作りは、型に入れて形づける方法もあるんですが、今回は子どもたちに自分の手を使っておにぎりを握るような感覚を体験してほしかったので、そのような内容で進めていきました。
おにぎりを握るって、ある程度の力とコツが必要になるので、あまり年齢の低いお子さまだと楽しめなくなっちゃうかな、と思って、今回は5~12歳ぐらいまでの募集とさせていただきました。
さっそく、参加してくれたお子さま達の様子をご紹介していきますね~♪
グラム数をはかりながらゆっくりゆっくり‥‥「あっ、こぼれちゃった!」ぜ~んぜんOK!
失敗したっていい^^まずは楽しんでやってみよう!
バスボムに入れるクレイ選び。
パッとみてパッと決める子もいれば、じっくり考えて決める子や、隣の子を参考にアドバイスを受けながら決める子も。
色んなタイプの子どもたちを側で見て、一人ひとり個性でてるなぁと感心しながら一緒に楽しませてもらいました^^
選んだクレイを混ぜていきます。混ぜるとどんな色になるのかな‥‥?
全体が均等になるように、ダマになっているところを指でつぶしたり振ったてみたり。
最後に、おにぎりのように、にぎにぎ握って。
これがなかなかのコツがいるようで、ギュッと握りすぎると崩れやすくなったり、ゆるすぎるとまとまらなかったり、ちょっと難しいんですよね^^;
以前、おにぎり専門の職人さんを特集した番組で、「おにぎりは粒ひとつひとつが潰れることなくしっかり際立っていて、なのに全体がまとまっていて、食べたら口の中でフワっと広がる、そんなおにぎりが理想」ということを言われてて、すごく納得したのを覚えています。
とくに食通ではないんですが、食べてないのに口の中で勝手に「あ、その感じ、美味しそうなのがなんとなくわかる!」というのと、
おにぎりを握る要素って、人間関係や集団生活にも似ているような気もしませんか^^そことイメージが繋がって、はっとさせられたというか。
おにぎりって「おむすび」とも呼ぶじゃないですか。おむすびの由来には
「おむすび」は漢字で書くと「御結び」。
人と人とのつながり、「結」という言葉は、むすぶ・繋げる・まとめる・創る・固まる・締める、のような意味のほかにも、「ゆい」と読んで、農業などで協力しあって労働することやそれをする人という意味もあるそうです。また、天地創造の二神「タカミムスビノカミ」と「カミムスビノカミ」の「産巣日または産霊」ムスヒから名前を取り霊力を授かるという説や、農業の起源に関係し、その神と言われる神産巣日神が稲に宿ると信じられたことから名前の由来になった、という説などもあります。
引用:tenki.jp
↑後半すこし目が回りそうな用語がズラリと並んでおりましたが、とにかく「むすぶ」という響きがなんとも素敵だなと感じます^^
おむすびも人との距離感も、無理やり固めようとせず、「一粒一粒しっかり際立っていて、全体が自然にまとまっている(むすばれる)」ほうが美味しいんじゃないかな。
仕上げに、選んだカップに好きなシールをぺたぺた貼ってできあがり~♡
こちらのお二人は、いとこ同士でのご参加ありがとうございます。パパ‥ではなくてママへのプレゼントだそうです♡笑
周りからは「あれ?パパじゃないの~」なんて突っ込まれてましたが、いいのいいの!誰にあげたっていいんです^^
参加してくれたのは女の子ばかりで、やっぱり女の子は手づくりが好きなんだなぁと実感^^
今回、共同出店に北谷町でパーラーをされている「Zoo(ズゥ)」さんと一緒にプチゲームを開催したのですが、わたしが用意してきた輪投げやバトミントンはみごとに不人気で(笑)
圧倒的に子どもたちにモテモテだったのが「射的」でした!
射的はZooさん考案、すべて手づくりされてて、お人形にあてると景品がもらえる仕組みになっています。
子どもたちが狙うのは、やっぱりみんな大好き、うんちくん人形!‥‥いやー、いつの時代も不動の人気ですね(笑)
たくさん用意していた景品も、ほぼ持ち帰ってもらって安心しました!残ったら寂しいもんね。
あらためて思えば、射的がなかったら、ひとけのない寂しいミニゲームになっていたかも‥‥と思うとなんと恐ろしい^^;
Zooさん、企画制作なにからなにまで、ほんとありがとうございました!
今回、イベントに出店して感じたことは、かたちにこだわっているのは大人のほうなのかもな、って思ってしまいました。
というのも、今回企画したクレイバスボム作りには「父の日のプレゼント」というテーマをひっさげて出店したのですが、実際に参加しくれたお子さまは「これは、ママにあげる~、これはじーじにあげる~」と、誰にあげてもいいでしょ?みたいな、フランクな気持ちで制作を楽しんでくれていたんですよね^^
反対にまわりの大人の方が、「これはパパにじゃないの?」「今日は父の日だから」と、テーマに沿って参加しようとしてくれていたような雰囲気も感じとれました。
そこは、こちらが、ガチガチにテーマを決めちゃったっていう反省と、周りの配慮にありがたいなという気持ちもあるんですが^^;
けど、わたし的にやっぱり、企画とかテーマって表向きなものだと思っていて、
そのテーマを通してなにを伝えたいのか、どんなことを感じてもらいたいのか、私にとってはそこが重要で、別にみんながみんな、同じ想いを同じようにのせなくたっていいと思うんです。
実際に、作る人が楽しんでもらえたら、誰にあげたってどんな理由だって、それでほんとうによかったんです^^
すこしだけ突っ込んだ話になると、今回のような父の日だけじゃなくて、母の日、子どもの日、クリスマス・・・、例えたらキリが無いんですが、○○の日って「自分にないものを突きつけられてるようで悲しくなる」そんな気持ちになる方もいると思うんです。
正直いうと、今回のテーマには、その環境にいる方たちのことを思うと、どうしようかな。と迷ったのも本音です。
でも、寄り添うって本来、悲観とか、そこに合わせる、とかそういうことではないと思うんです。
そうじゃなくって、そこばかりを見るんじゃなくて「あなたはこうなのね、わたしはこうよ。OK!さ、一緒にどんなことして遊ぼうか^^♪」みたいな、
もっとお互いが前向きに、あたらしい何かを生み出せる、楽しい世界になればいいなぁ、と思っています。
お店に売っているお洒落なバスボムとは違って、キレイなまんまるではないし、カラフルでもない不完全なバスボムだけど、子ども達みんな笑顔で、楽しんでくれてて本当によかったです^^
出店できてほんとよかった!
イベントへの参加および撮影の協力をいただいた子ども達、保護者の皆さま、心よりありがとうございました♡
今回、出店したイベントはこちら
【琉球マルシェ(りゅうきゅうまるしぇ)】
‥‥ハンドメイドをメインとしたイベント。アクセサリーや小物、子ども用品や洋服まで個性あふれる手づくり作品がズラリ!ママやお子さま、家族連れで賑わっているイベントです。
ぎのわんゆいマルシェ屋外にて不定期開催 MAP
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ミニゲームの共同出店者さん
【パーラーZoo(ズゥ)】
‥‥北谷町にあるタコスやタコライスをメインとしたパーラー。食べ応えあるモチっとした皮と程よいパリパリ感、手づくりのミートは胃にやさしくペロリで、おじぃおばぁにも人気だそう^^わたあめや駄菓子、お酒類もあって大人から子どもまで幅広い年齢層にご利用いただけます。
沖縄県中頭群北谷町北前255-4 MAP
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