クレイができる過程とその歴史
粘度鉱物であるクレイは、地球の長い歴史のなかで、火山活動によってできた火成岩が、太陽、氷、水と風などによって浸食され、その岩石から水の流れによって運ばれ堆積した「堆積岩」の間に含まれています。
ミネラルが豊富で、吸収吸着力に優れ、肌やさしく作用するため、その特性を活かしてスキンケアやボディケア、自然療法によるメンタルケアなど幅広く活用されています。
※ヒーリングクレイは、陶器や工業用、園芸用にある一般的な土とは異なります。
クレイの歴史はとても古く、何千年~何億年単位で大地が生み出した自然の粘土鉱物(クレイ)を自然療法として世界各地で古くから活用されてきました。
古代エジプトや古代ローマでは、炎症・傷・骨折などの治療に使われていたとされているほど、大地のエネルギーたっぷり含まれたクレイを、先人たちは代替療法として重宝してきたそうです。
アメリカの先住民は、母なる大地のパワーに触れるために地面に直に座り裸足で歩きました。それは土が気分をリフレッシュさせ皮膚や身体を強くし、癒してくれたからといいます^^
また、テレビや雑誌かなにかで、野生の動物たちが傷を泥にすりつける光景を見た事ありませんか?
実はあの行為は、クレイの治癒力を動物たちが潜在的に感じていて、負った傷を癒すためと言われています。凄いですよね^^動物のカンってやつでしょうか。
現代においては、地に足をつけ大地を感じる機会が減り、ケータイパソコン、電化製品・・便利さと電磁波だらけのなかで自然を感じ触れることが減り、人間本来の生きる力や自分の力で癒す力さえも弱まっていると言われています。
小さい頃はよく遊んでいた粘土遊び。何気なく遊んでいたあの粘土コネコネも、実は、心に癒しと温かな愛情の土台作りをしていたのかもしれませんね^^
生命力のある良い穀物が育つには、良質な「土」が土台となります。それは、人も同じように、健やかなこころと身体には温もりある命を含んだ「土台」が重要となります。
クレイに含まれる豊富なミネラル成分は、タンパク質に働きかけ皮膚の再生を助けたり、マイナスの分子構造によってプラスに帯びた活性酸素など、デトックス作用で老廃物を排出させてくれます。
こころと身体を優しく労わりながら治癒力を高めてくれるクレイは、傷の治癒や美肌づくり、そして癒しと愛情を育てるヒーリング効果など様々な場面で重宝されています。
大地のエネルギーをたっぷり含んだ「土の癒し」こそ、化学物質や電磁波にまみれた現代人にとって今最も必要なアイテムと言えるのではないでしょうか^^