紫外線対策としてお肌を守る日焼止め。
日焼け止めにも様々な種類があってどれを選べばよいのか迷っちゃいますよね・・!
ですが日焼止めの性質をしっかりと理解できていたら、迷うことなくご自身に合う日焼止めを選ぶことができます。
今回は、絶対にこれだけは知っててほしい!元エステティシャンが伝える日焼け止めについて伝授しちゃいます^^
日焼け止め選び✶その1
SPFとPAの意味
日焼け止めはSPFとPAの数値によって紫外線防御率を表しています。
紫外線にはUVA・UVB・UVCと3種類あり、人体に影響を及ぼすのはUVBとUVA。
UVA = 皮膚深くまで届き、シワ、たるみなどの光老化を引き起こす
UVB = 皮膚がヒリヒリ赤くなる炎症反応や、シミやそばかす、皮膚がんの原因となる
※UVCはオゾン層で吸収され地上まで届かない
SPF=UVBに対して防御してくれる数値
SPF値について。この数値は時間を意味しておりSPF1=約20分。
例えば、SPF50だと・・
20分×50=1000分。1000分÷60分=約16時間。
SPF値50あれば、UVBから16時間お肌を守ってくれます。
数値が高いほど防御効果アップですが、その分紫外線吸収剤も多く含まれます。
敏感肌の方は数値が低いほうがおすすめ。
SPF25でも約7時間は保つので、こまめに塗り直すことでお肌に負担をかけず紫外線をカットできます。
PA=UVAに対して防御してくれる数値
PAの数値には「+」の数で防御率を表示しています。+の数が多いほうが防御率もアップします。
UVAは波長が長く肌深くまで届くため、お肌のハリや弾力の生みの親、線維芽細胞を破壊してシワ・たるみの光老化を引き起こします。
曇りでも関係なく、窓ガラスも突き抜ける恐怖のUVA。
最近はPA値++++の商品も多く販売されてるので、なるべく+の数が多い方を選ぶとgood◎
日焼け止め選び✶その2
成分と性質を知る
日焼け止めには「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」が使用されています
紫外線吸収剤は、吸収して放出する
紫外線を皮膚表面で吸収して化学反応を起こし、外へと放出します。
紫外線吸収剤は、紫外線カット率が高いものの肌への負担が大きいのがデメリット。
また、化学反応を起こすと壊れてしまうのでこまめに塗り直す必要があります。
紫外線散乱剤は、跳ね返す
紫外線を肌表面で跳ね返してお肌を守ります。
肌への負担は少なく、化学反応を起こさず壊れにくいため効果を長時間保つことが出来ます。
しかし酸化チタンや酸化亜鉛などが使用されており、酸化することで肌への影響が出る場合もあるとされています。
また、日焼け止めには
◎クリームタイプ ◎乳液タイプ ◎ジェルタイプ ◎スプレータイプ・・etc
と様々で、油分が強いほうが肌への密着度が高く、汗や水分で落ちにくく効果を保つ事が出来ます。
例えば、育児中で外遊びが多い方におすすめがこちら↓
一つの日焼け止めにこだわらず、ご自身の肌状態やライフスタイル、目的によって日焼け止めを変えてみるのも良いと思いますよ^^