トリガーポイント療法を取り入れた手技『リメディアルセラピー』とは?

マニュアル通りではなく、疲れをピンポイントでほぐしてくれる自分にぴったりなオーダーメイドのマッサージがあるといいな、と思ったことはありませんか?

そんな方に知ってもらいたいのが、オーストラリア発祥のオイルトリートメント、リメディアルセラピーです^^

リメディアルセラピーはアロマオイルを使った全身のマッサージで、その魅力は一人ひとりにあわせたオーダーメイドというところにあり、同じ流れを繰り返し行うマッサージとは違い、根本原因をさがしてほぐしていきます。

また、ひとつのマッサージに世界各国のいろんな手技を組み合わせた、多種多彩なマッサージ法が特徴です。

マッサージの多種多様化!?

ハワイの代表的なマッサージといえば、「ロミロミ」と呼ばれる、腕や肘を使った手技です。

海や風など自然の流れを表現した、ゆったりとした心地いいマッサージが魅力で、スピリチュアル要素も多く含むロミロミは、身体だけでなく精神のやすらぎとしても重宝された伝統マッサージです。

オイルマッサージの基盤となっているが、「スウェディッシュマッサージ」と呼ばれる手の平をつかったマッサージ。

オイルを使って肌をさするような動きで、表面のリンパや血流を流すことを得意としています。

からだへのアプローチを目的として取り入れられることが多く、ダイエットや体質改善などに役立ちます。

他にも、「ディープティッシュマッサージ」と呼ばれる身体の深層部分をほぐすマッサージもあり、主に筋肉近くまで触れるため、強めのマッサージが好きな方に好まれる手技です。

スピリチュアル要素の高いロミロミや、リンパや血流へアプローチするスウェディッシュ、深層部の筋肉までとどく痛気持ちいいディープティッシュなど、

世界各国にはいろんなマッサージがありますが、自然大国オーストラリアで生まれたリメディアルセラピーは、人のからだや心も国と一緒で、それぞれの個性や色がある。

それなら、受ける相手(クライアント)にあわせて手技を変えることも必要ではないか?という考えから出来た、まさに「マッサージの多様性」ともいえるマッサージなのです。

ところで・・このディープティッシュマッサージで主に深い筋肉のコリをほぐす療法を「トリガーポイント療法」と呼びますが、このトリガーが、リメディアルセラピーにとって重要なものとなります。

トリガーポイント療法とは?

トリガーポイントとは、痛みの原因になっている箇所のことを指します。

筋肉内に固まってしまった筋組織を硬結(こうけつ)と呼びますが、その硬結をトリガーと呼んでいて、硬結のややこしいところって、それが引き金になって全く違った部分に痛みを放散する場合があることです(>_<)

例えば、頭痛の原因が肩こりだった・・とか、手のしびれが肩にある硬結のせいだった・・など。

硬結は筋肉内にあって表面からは分かりにくいことが難点。なので、何が原因で身体の痛みや疲れを感じさせているのか、は実際触れないと分からないんです!

頭痛がするほど身体が疲れているのに、リンパマッサージに行ってもなかなか楽にならない、、、それはリンパマッサージはリンパを流すので、その硬結には触れることができないってことです。もはや硬結素通りマッサージといっても過言ではないのかもしれません。

ですが、一人ひとりの身体にあわせたオーダーメイドのリメディアルセラピーだからこそできる、トリガーポイント療法。他のマッサージでは得られなかったほぐれ感、それを導けるのがリメディアルセラピーの良いところってことです♡

メディアルセラピーのまとめ

英語でリメディアル(Remedial)とは“治療的”という意味があって、身体の筋肉の短縮やコリなどが原因で痛みや機能障害を起こしている部分を、元の健康状態に近づけていく治療的セラピーをリメディアルセラピーと呼んでいます。

一般的なオイルトリートメントは、ツボやリンパなど全身のマッサージ部位の流れがマニュアル化されていていますが、リメディアルセラピーは様々なテクニックを使ってお客様一人ひとりの筋肉内にある硬結を探し、その硬結を和らげていくオーダーメイドのマッサージです。

なんとこのマッサージ、オーストラリアでは国家資格とされていて民間医療健康保険適応されるほど確立され高く評価されているセラピーなんです^^

究極のリラクゼーションリメディアルセラピー

一般的にマッサージを大きく分類すると、

■洋服を着たまま服の上から揉みほぐすドライマッサージ
■お肌に直接オイルを塗って皮膚表面をほぐすオイルマッサージ

この2種類があります。
身体の深部まで届きほぐすのがドライマッサージ。身体の表面の皮膚やリンパなど浅い部分を流すのがオイルマッサージとイメージすると分かりやすいかと思います^^

従来のオイルトリートメントでは

「気持ちいいけど、どこか物足りない」
「解してほしい箇所がズレている」
「もっとスッキリ感がほしい」

そう感じたことはありませんか?
そのような要望にもリメディアルセラピーは満足度が高いことも一つの魅力です。

オイルトリートメントの中にリメディアルセラピーを入れることで、リラクゼーションの心地良さと
「あーそこそこ!」
という的を得た感覚と、今までのマッサージにない体感を味わうことができます。

また、筋肉の硬結を緩和することでトリートメント後の心身のは身体の疲れや痛みが和らぎ、驚き結果に!

リメディアルセラピーのBefore・After

30代女性:パソコン等デスクワークの長期同じ姿勢を取ることが多く、背中全体にかけての疲労でお困り
施術前:筋肉に負荷がかかり左右非対称
施術後:筋肉の硬結が和らぎ、全体のバランスが整った状態に

Point1.揉み返しによる痛みの心配がありません

一般的なマッサージは一定の工程がマニュアル化されているため、必要のない箇所に必要以上の圧を加えることで筋繊維が負傷し、マッサージ後に痛みがおきることがあります。これを揉み返しと呼び好転反応とは異なります。

リメディアルセラピーは一つひとつのコリを、じっくり優しくゆるめていくため、揉み返しや痛みがなく、安心してマッサージを受けることが出来ます。

Point2.アロマの効能を同時に取り入れることができます

お肌に直接アロマオイルを塗布してマッサージを行うため、皮膚からのダイレクトな吸収によってアロマの効能を同時に取り入れ、私たちの身体に備わっている自然治癒力を活性化し、心身の本来の健やかさを取り戻すことができます。

Point3.手の温もりによる深いリラックス感が味わえます

「お手当て」という言葉があるように手を触れるだけで心身の苦痛をやわらげる、手には不思議な力があります。

肌と肌が直接触れ合うことで通称幸せホルモンと呼ばれる「オキシトシン」が体内から放出され、マッサージを受けるだけで優しい気持ちになれたり、安心感や深いリラックス感を味わうことが出来ます。

※施術前の右側は筋肉が収縮し耳から肩までの距離が短いのに対し、施術後の左側首筋はリラックスし、まっすぐ伸びているのが伺えます。

  オイルトリートメント リメディアルボディトリートメント もみほぐし・整体
方法 肌に直接 肌に直接 服の上から
作用 心+身体 身体
人体 表面 表面+ポイントで深部 深部
圧加減 弱く 弱く+ポイントで強く 強い
アロマ吸収経路 皮膚+嗅覚 皮膚+嗅覚 嗅覚

 

トリガー(かたまり)を和らげることは

人間の身体にはリンパや血液、ホルモンなど、全体に生命エネルギーを循環させながら細胞一つ一つに栄養を送り届けています。

イメージでお伝えすると、水の流れる「川」を想像していただくと良いかと思います^^

筋肉内に現れるトリガーは大きいものから小さいものまで様々な大きさがあります。トリガーが大きくなるにつれて、川の幅を細く狭くし良質な水の流れを妨げてしまうことになるのです。

からだの表面や深層部分、こころへのスピリチュアル要素、それぞれの部分へアプローチして、一人ひとりの命の流れに寄り添うマッサージ。

最近なんだか調子が悪いな‥‥と、身動きがとれない時は、ぜひリメディアルセラピーがおすすめです^^

 

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