年中日差しの強い沖縄。沖縄に住んでいると気になる紫外線対策。
30代にも突入すると
「若い頃は、紫外線なんて気にせず真っ黒こげに日焼けしていたな~。でも、その時の代償がお顔にポツポツと・・」
なんて、今まで無かったシミを発見して焦り始める頃ではないでしょうか。
さて。先日、タイトルにもあるようにお客様からこの様なご質問をいただきました↓
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■ 紫外線対策のためにファンデーションは塗った方がいいですか?
お肌が敏感で、肌にアレコレつけたくないので、普段は軽く日焼止めをつけるぐらいで過ごしているのですが・・先日友人から「日焼けしないためにはファンデーションも塗るべき」と言われしまって。
私的には、日焼はしたくないですが、肌への負担も気になります。
どちらを選べ良いのでしょうか?
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なるほど~!確かに、
■お肌の負担を軽減するために日焼止めのみか
■紫外線対策にファンデーションも塗るべきか
それは究極の選択ですね^^迷う気持ちも分かりますー!
私的に、結論から言いますと・・紫外線対策を一番に考えるならファンデーションも塗った方がいいです!
ファンデーションを塗ることでお肌に膜が作られ、紫外線をダイレクトに浴びることを防いでくれます。絶対に日焼けしたくないなら必ずファンデーションでブロックすることをおススメします。
でも確かに、あれこれ重ねるのは肌にとって負担がかかるのは間違いありません。
質問くださったお客様のように、紫外線も肌への負担もどちらも重視したいとお考えであれば、どちらか一つを選択するというよりも、その日の過ごし方によって何を重視するかで使い分ければいいのです^^
ファンデーションと
日焼止めの使い分け方
例えば、通勤や保育園の送り迎えなど、短時間のみ紫外線に当たるようでしたら日焼止めのみでOKです。
日焼止めの種類によって紫外線カット率が変わるので、日焼止めについて気になる方はこちらのリンクを参考にご覧くださいね^^
SPFやPAの意味は?自分に合う日焼け止めの選び方
海水浴や、運動会、アウトドアには必ずファンデーションもしっかり塗る方が良いです。
日光に長時間あたる場合は、日焼止めのみだと時間が経過すると汗や皮脂で落ちてしまうのでどうしても紫外線カット効果が弱くなります。
ファンデーションやお粉には皮脂を吸収させたり汗水を弾くなどの性質があるので、長時間の外出時にはファンデーションが大活躍します。
TPOに合わせて、日焼止めとファンデーションを使い分けられるとお肌にとってGoodなのです^^
ファンデーションの危険な塗り方
と、そこでもうひとつ更に突っ込んだ話をすれば、注意してもらいたいのがファンデーションの塗り方です!
まず、なぜ紫外線対策をするの?と考えたとき真っ先に思いつくのが「シミ予防」かと思います。(紫外線過敏症など特別な理由を除く)
シミのメカニズムは肌への刺激によって作られます。※紫外線によってお肌を刺激されてできたシミを日光黒子(老人性色素斑)と呼びます。
よく考えてみてください!
「刺激」という視点で考えると、ファンデーションを塗る摩擦もお肌への刺激になりますよね・・。
ということはファンデーションの塗り方によってはシミになるという事になるんです!
シミを防ぐために紫外線防止でファンデーションを塗ったはずが、逆に摩擦による刺激でシミになる!?そんな悔しいことって・・(泣)
元エステティシャンも恐れる危険な塗り方ベスト3↓
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■素手で皮膚びよよーん伸ばし塗り
■必要以上な圧を加えたスポンジ叩き塗り
■固すぎるブラシでゴシゴシ摩擦塗り
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皆さんこのような塗り方はしていないでしょうか?
お肌は刺激によってシミのみならず、しわ、たるみ炎症など全ての肌トラブルに繋がります。
ファンデーションを使用する際は、ぜひ使用するアイテム(スポンジやブラシ)はお値段が高くても必ず良質なものを選ぶようにして、お肌に触れる際には赤ちゃんに触れるかのように優しく優しく塗ってあげてくださいね^^
まとめ
■短時間のみ紫外線に当たるようでしたら日焼止めのみでOK
■アウトドアには必ずファンデーションもしっかり塗る方が良い
■日焼止めや、ファンデーションはご自身のお肌に合ったものを使用する
■スポンジやメイクブラシなどは良質なものを選び、塗り方に注意する
日焼止めも、ファンデーションも性質と使い方を理解できることが美肌への近道です。この機会に今一度、ご自身がお肌をどのように取り扱っているかあらためて見直してみてくださいね^^